ウズベキスタン日本センター(UJC)の学生 ウズベキスタン日本語弁論大会で優勝
3月2日(土)、タシケント国立法科大学で第32回ウズベキスタン日本語弁論大会が開催されました。この大会には、日本語教育を取り入れている大学や教育機関から、校内大会を勝ち上がった総勢19名の学生が参加し ました。激戦の校内大会を潜り抜けてきた学生たちは、日本語を話すことだけでなく、自身の弁論についての質疑応答に受け答えすることもできる実力者ばかりです。発表者の弁論には日本人が日常で使う表現も含まれてお り、その語彙力の豊富さが感じられます。
今大会では、当センターの学生のジヤトワ・アミナさんが、出場者の中で最年少ながら、見事に優勝を飾りました。アミナさんは「自然な家族」というテーマで、ご自身の兄弟について話しつつ、自然な家族の形とはどうい ったものなのかということについて、明るくジャスチャーを交えながら弁論を展開しました。
アミナさんは昨年から当センターの日本語コースで学習しており、日本語学習以外にも、日頃から当センターが実施している日本語会話クラブや日本文化の講座にも積極的に参加するなど、とても熱心に当センターに通って います。
アミナさんは、5月25日(土)にタシケントで開催予定の中央アジア日本語弁論大会にも出場します。引き続き皆様ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
(アミナさんのコメント)
私が優勝できたのは、UJCの先生方のご指導のおかげだと思います。私は自信がなかったのですが、たくさん練習したおかげで流暢に話せるようになりました。
また、UJCの友人たちが横断幕を作ってくれて、私の応援に来てくれたことがとても嬉しかったです。彼らに応援してもらえたことで、人前で話す自信と情熱が湧いてきました。私が他の参加者と違った点があるとすれば 、それは情熱だったのではないかと思います。
私を勇気づけてくださったUJCの先生方、所長、日本人ボランティアの方々、そして先輩や友人にとても感謝しています。また、会場に来ることができなかった日本語会話クラブの友人からはビデオメッセージが届き、そ れを見て不安に打ち勝つこともできました。日本語を話す技術が上がってきたと感じられたのは日本語会話クラブのおかげで、人前で話すことにもとても役立ちました。
自分よりも年上で、はるかに優秀なライバルたちがいる競争の中で優勝することができたのは、今でも夢のようだったと思っています。このような結果となったことに、とても満足しています。
© 2001 - 2024 UJC.