ビジネスコース

ウズベキスタン日本センター(UJC)のビジネスコースでは、ビジネス上の課題の解決や、組織の目標達成に向けて効果的な意思決定をするために必要な知識やスキルを学ぶことができます。 UJCでこれまでに実施してきたビジネスコースの修了生の数は、2001 年の開所以来、累計で20,000名を超えています。ビジネスコースでは、参加者のニーズに応じて、以下のような講座等を実施しています。

プロフェッショナル・マネジメント・プログラム (PMP)

 PMPは、企業の管理職や組織内の指導的な立場にある方、あるいは将来の起業を考えているような方々に向けた 、4 か月間の MBA型コースです。 受講者は、マーケティング、経営、財務、人事管理など、ビジネスに必要な基礎知識を学んだ上で、コースの最後には将来的に実践できるようなビジネスプランを作成します。
 PMPは2001 年の開始以来、修了生は約 2,500名に上り、その多くがウズベキスタンのビジネス界で活躍しています。中には修了後に起業し、ウズベキスタン国内でも著名な企業へと成長させた修了生も少なくありません。

経営塾 (“KEIEI-JUKU”)
「経営塾」は、企業を戦略的に発展させていくために必要な5科目からなる、経営者を対象とした5か月間のプログラムです。受講者はコース期間を通して自社の状況を詳細に分析し、最後に包括的な改善計画を策定します。
 また、5科目のコースの終了後には、自社のビジネスの可能性をさらに広げていただくため、日本の企業ともビジネスにおける関係を構築することができるよう、約2週間の訪日研修を実施しています。
専門コース

 専門コースは、ビジネスにおける課題を解決するためのテーマ別のコースで、様々な科目を用意しています。短期間で実用性の高い知識が身につくことから、企業の管理層や起業家の方々が多く受講しています。コースの期間は1~2週間程度で、科目は市場のニーズや、過去にビジネスコースにご参加いただいた受講生からのリクエストなどをもとに、定期的に更新しています。

スタートアップ・コース
 スタートアップ・コースでは、起業を志す方々にとって、事業を立ち上げてから安定的に経営していくことができるよう、ビジネスプロセスを確立していくために必要となる基本的な知識やスキルを学ぶことができます。
 講座内では、既に成功を収めている起業家を招き、その経験談などを話していただく機会も提供しています。受講者はこの機会を利用して直接質問をして、より具体的なアドバイスを得ることもできます。
企業研修、ビジネスコンサルティング
 日本人講師、あるいは現地の講師による個別の企業のための研修やコンサルティングを実施しており、その数は年間で最大20件ほどになります。
 企業研修は、ウズベキスタンの民間セクターの発展を目的として、主に日本人講師が担当し、各企業の要望に合わせて、高度な知識を身につけていただけるように設計しています。ビジネスコンサルティングは、企業が抱えるビジネス上の問題、あるいは戦略的課題の解決につなげることができるような方策を講師から提供しています。
その他の活動

・ウズベキスタンの地方都市における特別コースの実施
・日系企業との関係を構築することを目的とした日本へのビジネス研修
・ウズベキスタンと日本の企業間のビジネス関係の発展などをテーマとしたオープンビジネスフォーラムの開催
・経営、マーケティング、財務、自己啓発といったテーマについて、現地および日本の専門家を講師としたオープンビジネスセミナーの実施