図書館

ウズベキスタン日本センターの図書館は、日本の文化、芸術、言語、映画、音楽、ビジネス、科学、現代の日本人の生活などに関する書籍や雑誌、日本語を学ぶための教科書や辞書などを数多く所蔵しています。また、日本語の蔵書に加えて、ウズベク語、ロシア語、英語の出版物も所蔵しており、その数は合計で 10,000点ほどになります。書籍、雑誌に加え、CD や DVDも所蔵しており、これらの蔵書は誰でも利用することができ、会員になることで資料の貸出のサービスを受けることもできます。

 当館は単に書籍や雑誌等を所蔵するだけに留まらず、日本とウズベキスタンの間の文化交流の場という役割も担っています。2001 年の開館以来、日本の政治や社会、経済発展に関するドキュメンタリーや、日本の著名な監督による映像作品なども収集し、豊富なコレクションとなった現在、こうした所蔵物を利用して、鑑賞会などのイベントも実施しています。こうしたイベントにはウズベク人でも日本人でも、国籍を問わずに参加することが可能で、日本に関する特定のテーマを通して交流ができる機会となっています。

 また、当館では、日本語や現代の日本文化に関するサークル活動(日本語会話、漫画、将棋など)の場を提供している他、各種展示やコンテストといったイベント等も開催しています。その他にも、UJCでは日本留学フェアを主催しており、日本への留学に興味をお持ちの方々のために、日本の大学のパンフレットもご用意しています。

 ウズベク人にとって当館を訪れることは、日本や日本文化に触れることで、視野を広げられる機会になることでしょう。ウズベキスタンと日本についてお互いにもっと知りたいと願うウズベキスタン人と日本人をつなぐ、両国間の交流のためのプラットフォームとなることがUJCの役割の1つですので、当館はその役割を果たせるよう尽力しています。